浅水[語句情報] » 浅水

「浅水〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

浅水の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
忠直卿行状記」より 著者:菊池寛
前後して死んでみると、家中の人々の興味は、妻を奪われながら、只一人生き残っている浅水与四郎《あさみずよしろう》の身に集っていた。 そして、妻を奪われながら、腹....
新釈諸国噺」より 著者:太宰治
。いや、論より証拠、それがしの泉水の金魚、な、そなたも知っているだろう、わずかの浅水をたのしみにひらひら泳ぎまわってござるが、せんだって退屈のあまり雀の小弓で二....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
思いが起って来ました。 五十八 福井を出立した宇津木兵馬は、浅水、江尻、水落、長泉寺、鯖江、府中、今宿、脇本、さば波、湯の尾、今庄、板取――....
安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
近いあたり、小坂だの萩原だのと重大な二つの町のマンナカへんの上呂に、昔から有名な浅水橋という橋があるそうです。この浅水がワサミかも知れませんな。ここは昔のヒダ、....