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浮き橋
「浮き橋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
浮き橋の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「沙漠の古都」より 著者:国枝史郎
テ舞ヒ、軽薄ノ桃花ハ水ヲ逐フテ流ル――」 杜工部の詩を吟った時には湖水に掛けた
浮き橋を島の方へいつか渡っていた。橋を渡って島へ上り花木の間に設けられてある亭の....
「自警録」より 著者:新渡戸稲造
猿のごとき生活を営んでおったころ、樹木の枝に宿り、木から木に伝わり、それこそ夢の
浮き橋を渡るような交通法を行っておった際は、諺《ことわざ》に違《たが》わず、折々....
「源氏物語」より 著者:紫式部
逢っている時が短くて、すぐに帰邸を思わねばならぬことを苦しがって、「夢のわたりの
浮き橋か」(うち渡しつつ物をこそ思へ)と源氏は歎かれて、十三絃の出ていたのを引き....