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浮図
「浮図〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「愛卿伝」より 著者:田中貢太郎
し 何れの処か簫を吹いて鳳凰を引く 月は天辺に出でて水は湖に在り 微瀾倒に浸す玉
浮図 簾を掀げて姐娥と共に語らんと欲す 肯て霓裳一|曲を数えんや無や 手に弄す双....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
シナ式の重層塔婆となったのであるが、それは逆にいえばシナ式の層楼がインドの風たる
浮図としての意義を獲得したのである。しかし礼拝の気分を刺戟するような建築物を持た....