浸く[語句情報] » 浸く

「浸く〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

浸くの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
生死卍巴」より 著者:国枝史郎
くい、野茨が野袴の裾を引いたり、崖から落ちて来る泉の水が、峠の道に溢れ出て、膝に浸くまでに溜っていたりした。 高山の城下へ着くまでには、まだまだ十里はあるだろ....
武士を夷ということの考」より 著者:喜田貞吉
て狩猟にありしもののごとし。さればその性素樸勇悍にして、君に仕えては「海行かば水浸く屍、山行かば草生す屍、大君の辺にこそ死なめ、のどには死なじと言ひ来る人たち」....