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「消しゴム〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

消しゴムの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
田丸先生の追憶」より 著者:寺田寅彦
あった。一度鉛筆で直したのを、あとで、インキでちゃんと書き入れて、そうして最後に消しゴムですっかり鉛筆を消し取って、そのちりを払うことまで先生がやられるので、こ....
空襲警報」より 著者:海野十三
男も、防毒面を被りなおした。 学生たちは、鼻の穴に思い思いの栓をした。或者は、消しゴムを切ったものをつめたり、また或者は万年筆のキャップをつっこんだり、それか....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
をくれるのですって。それが来たら知らせるからというわけで。行ったところ、バターは消しゴムほどあったわ。そして、文学の話はちょぼちょぼで、やりくり話、家の整理の話....
次郎物語」より 著者:下村湖人
もう次郎の筆入と帽子とをもっておりて来ていた。筆入には、鉛筆、小刀、メートル尺、消しゴムなど、試験場に入用なものが全部入れてあったのである。 二人は、すぐ台所....