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涙に暮れる
「涙に暮れる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
涙に暮れるの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「山羊髯編輯長」より 著者:夢野久作
さんが驚き慌てて帰って来たが、大学で解剖後、火葬に附せられた亭主の骨壺を抱いて、
涙に暮れるばかりであった。 「只今まで警察で厳しいお調を受けましたが、妾はマッタ....
「カラマゾフの兄弟」より 著者:ドストエフスキーフィヨードル・ミハイロヴィチ
の保持者であるということを疑わなかった。その点において彼自身も、これらのありがた
涙に暮れる百姓や、子供を長老の方へ差し出す病的な女房などと変わりはなかった。また....
「取返し物語」より 著者:岡本かの子
するでござりまする』 (幸子坊、おくみの方へ松明と火打袋を投げやる。おくみ感謝の
涙に暮れる) 幸子坊『さあ、これでようございます。(空を仰ぎながら)こりゃとても....