淡水魚[語句情報] » 淡水魚

「淡水魚〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

淡水魚の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
軍用鮫」より 著者:海野十三
どの鮠《はえ》(註に曰く、ハエをハヤというは俗称なり。形鮎に似て鮎に非なる白色の淡水魚なり)がひっかかろうと、あるいは全然なにも釣れなくとも、どっちでもよいので....
金魚撩乱」より 著者:岡本かの子
家気質の学生生活が始まった。研究生は上級生まで集めて十人ほどでかなり親密だった。淡水魚の、養殖とか漁獲とか製品保存とかいう、専門中でも狭い専門に係る研究なので、....
雪代山女魚」より 著者:佐藤垢石
山女魚の姿容を飾っている。黒く大きい、くるくるとした眼、滑らかに丸い頭、あらゆる淡水魚のうち、山女魚ほどの身だしなみは、他に類を求め得られまいと思う。 渓のな....
」より 著者:佐藤垢石
うになるかも知れない。 だが、鯰の卵はおいしくない。おいしくない点では※の卵と淡水魚中の双璧であるといわれている。....
水の遍路」より 著者:佐藤垢石
厚木付近まで、東京の鮎釣りの人で知らぬ人はあるまい。さらにその下流の馬入川では、淡水魚と海魚が混じって釣れる。酒匂川は、私の友釣りを生んだ場所である。箱根から流....
澪標」より 著者:外村繁
十四の時、膳所中学に入学し、次兄とともに脇村先生の許に預けられる。脇村先生は淡水魚問屋の離れ家を借り、私達は自炊していた。 その離れ家のま下は掘り池になっ....