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「深山路〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

深山路の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜叉ヶ池」より 著者:泉鏡花
打たれた。――山沢には三歳になる小児がある。……里心が出て堪えられん。月の夜路に深山路かけて、知らない他国に※うことはまた、来る年の首途にしよう。帰り風が颯と吹....
南地心中」より 著者:泉鏡花
た時、とかくして座を立った、美津が狩衣の袴の裾は、膝を露顕な素足なるに、恐ろしい深山路の霜を踏んで、あやしき神の犠牲に行く……なぜか畳は辿々しく、ものあわれに見....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
まつ原|深雪の山をふみこえて 妙の御法の会にも逢ひけり 万代に変らぬ雪の深山路を ふみ別けにしは法の徳にそ そこでチベットのすべてに対し一旦別....