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「添付〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

添付の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
なければならない。いずれも薬品を入れた壺で、壺の表には難解の文字が、紙に書かれて添付されてあった。 その薬棚のやや前方、滑石の床の一所に、石で造られた長方形の....
支倉事件」より 著者:甲賀三郎
至目黒停車場前 大正二年九月十八日開通 備考 所在明示の為め別紙電車運転系統図を添付す 以上 之が古我判事の手許に届いた電気局回答の全文だった。之で見ると電....
モスクワの辻馬車」より 著者:宮本百合子
方行政部へ行った。黄葉した植込みの奥のもっと黄色い柱列を入って行って、旅券の後に添付されてるSSSL居住許可証を返して来た。桃色の大判用紙(その角には日本女の写....
鬼仏洞事件」より 著者:海野十三
に添えて、風間三千子が撮影した顔子狗の最期を示すフィルムの一齣を引伸し写真にして添付した。 これなら、相手方は、ぎゃふんというだろうと思っていたのに、帰って来....
工学博士末広恭二君」より 著者:寺田寅彦
けて地盤の固有振動の検出を試みよといったようなことが書いてある。巻末に貼紙として添付された刷物には、末広君の講演の梗概と著者の Some After-thoug....
闘牛」より 著者:野上豊一郎
その傍には白に赤の装飾ある頭巾をかぶった男が二人ずつ付き添いながら。三頭の騾馬と添付の六人は後《あと》で殺された牛を運び去る役である。 その花やかな一団はアレ....
江戸芸術論」より 著者:永井荷風
》との対照を主とし、これに丹《たん》及び黄色《おうしょく》褐色《かっしょく》等を添付したれども、こは墨摺の後《あと》に筆を以て補色したるものなるが故に、いまだ純....
〔付〕唯物論研究に就て(戸坂潤手記)」より 著者:戸坂潤
たのは六月号からであった。七月号には付録として『学問のすすめ』なるパンフレットを添付し、本会の趣旨を更にひろく表明するところあった。夏に入って、主としてインテリ....