清麿[語句情報] » 清麿

「清麿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

清麿の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
自叙伝」より 著者:大杉栄
間に、みんなの理想し崇拝する人の名を尋ねた。秀吉も出た。家康も出た。正成も出た。清麿も出た。そしてだんだん順番が廻って僕の番になった。 僕にはまだ、実は、理想....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
註文を持ち出したが、斎藤も好きな道と見えて、 「よろしい、何か一つ探してみよう。清麿《きよまろ》はどうだな、山浦の清麿――つまり四ツ谷正宗」 と、猫のうしなっこ....
野槌の百」より 著者:吉川英治
、やむなく百を、十歳の時から、江戸で四谷正宗といわれる新刀|鍛冶では名人の山浦|清麿の手もとへ、仕込に預けたのだった。 一時は、師匠の清麿からも、 (見こみが....
「エタ」名義考」より 著者:喜田貞吉
ない。そしてこれを賤んで穢人の名を命じたとは、あってもよかりそうな事である。和気清麿が称徳天皇の逆鱗に触れて、その名を穢麿と改められたのは、「清」に反対の「穢」....