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渓声
「渓声〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
渓声の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
が田圃はるかに指さゝれる。
筧の水音を枕に聞く山家の住居。山雨常に来るかと疑う
渓声の裡。平時は汪々として声なく音なく、一たび怒る時万雷の崩るゝ如き大河の畔。裏....
「関牧塲創業記事」より 著者:関寛
順序を得るを喜びて、 西風吹送野望清 万樹紅黄色更明 扶杖草鞋移歩処 只聞山鳥与
渓声 此れより層一層の勤倹を守り、一身を苦境に置くに勇進せり。 十九日、瑞※号|....
「四国遍路日記」より 著者:種田山頭火
かよかった、お弁当の残りを食べ、飴玉をしゃぶりつつ、いつとなく眠った、夜もすがら
渓声。 宵のうちはアルコールの力で熟睡するが、明け方には眼が覚めて、夜の長いこと....