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測り
「測り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
測りの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
て居られますが、それは高天原……つまり宇宙の主宰神に在しまして、とても私どもから
測り知ることのできない、尊い神様なのでございます……。 神界の組織はざっと右申....
「霊訓」より 著者:浅野和三郎
歩を、天下に占むるに至ったことにつきてはモーゼスの功労が、どれ丈け与って力あるか
測り知れないものがある。彼は正しく斯界の権威であると同時に、大恩人でもあった。 ....
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
であります。この根元の法則は捕えどころもなく、その及ぶ範囲も普通の常識ではとても
測り知ることができません。ただヴェダであらせられるあなただけが御分りでありましょ....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
的闘争」に徹底した事が正しかったとも云えるのである。天意はなかなか人智をもっては
測り難いものである。 ルーデンドルフは潜水艇戦術その他彼の諸計画は皆殲滅戦略に....
「陽炎座」より 著者:泉鏡花
いいえ、御心配には及びません。」 松崎は先んじられた……そして美しい女は、淵の
測り知るべからざる水底の深き瞳を、鋭く紳士の面に流して 「私は確です。発狂するな....
「妖僧記」より 著者:泉鏡花
ねば、止むことを得で取次たるなり。しかるにお通は予めその趣を心得たれば、老媼が推
測りしほどには驚かざりき。 美人は冷然として老媼を諭しぬ、「母上の世に在さば何....
「火星探険」より 著者:海野十三
に解決しなければならないのだ。思えば思えば、デニー博士の上にかかっている責任は、
測りしられぬほど重《じゅう》且《か》つ大《だい》である。 「各室の空気|洩《も》....
「火星兵団」より 著者:海野十三
にげる。丸木艇は、だんだん地球からとおざかっていくぞ」
博士は、丸木艇の航跡を
測りながら、宇宙図のうえに、鉛筆でしるしをつけていく。
「地球から、とおざかって....
「空中漂流一週間」より 著者:海野十三
れ落ち、そのまま動かなくなった。なにゆえに敵を助けるのか、「火の玉」少尉の心中は
測りかねた。 「どうだ、もう一度来るか」 少尉は、足を伸ばして怪人の頭を蹴とば....
「西湖の屍人」より 著者:海野十三
漢于仁は、今から一千年も前に、この地を選んで、大土木工事を起した呉王の意中を
測りかねた。だが当時は、唐の壊滅をうけたあとの乱国時代のことだから、いつ呉王を覘....
「大脳手術」より 著者:海野十三
付いたのだ。何と素晴らしきアイデアではないか。斯くして私は、あの溌溂たるゴリラの
測り知られぬ精力を、自分のものにすることが出来るのだ。 私は、和歌宮先生に歎願....
「地球発狂事件」より 著者:海野十三
れはまだ判別できない。いずれにせよ、彼等の出現により、われら世界人類は突如として
測り知ることの出来ない脅威に曝されることとなった。目下のところ彼等怪人集団の勢力....
「超人間X号」より 著者:海野十三
なるぞ」 と、谷博士は、大きな希望によろこびの色を浮かべるとともに、一面には、
測り知られない不安におびやかされて、ときどき眉《まゆ》の間にしわをよせるのだった....
「独本土上陸作戦」より 著者:海野十三
のは貰って置きたい」 「ああ、これは申し遅れて失礼をしました。成功の暁は、博士の
測り知られざるその勲功に対し、いかなる褒賞でも上奏いたしましょう。いかなる勲章が....
「蠅男」より 著者:海野十三
一日いや一時間でも早く捕えることが出来れば、どれだけ市民は安堵の胸をなでおろすか
測りしれないのである。 帆村は、とうとう意を決して、警察側と全然|放れて、巷に....