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渭水
「渭水〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
渭水の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
残されている。 法喜寺の龍 政陽郡の東南に法喜寺という寺があって、まさに
渭水の西に当っていた。唐の元和の末年に、その寺の僧がしばしば同じ夢をみた。一つの....
「麦積山塑像の示唆するもの」より 著者:和辻哲郎
であろうことも、疑う余地がない。そう考えると、麦積山の塑像の示しているところは、
渭水流域の彫塑の技術とか、住民の体格面相とかであるよりも、むしろはるか西方、タリ....
「三国志」より 著者:吉川英治
持ち前の狂躁病が起っておるらしいな」と、玄徳は、叱って、 「むかし、周の文王が、
渭水に行って、太公望をたずねたとき、太公望は釣糸を垂れていて、かえりみもしなかっ....
「三国志」より 著者:吉川英治
の敵と睨みあいしていたら、一年たっても勝敗は決しますまい。それがしが考えるには、
渭水の上流下流は、さしもの敵も手薄でしょうから、一手は西の蒲浦を渡り、また丞相は....
「三国志」より 著者:吉川英治
デニ天水、南安、安定ノ三郡ヲ攻取リ、ソノ威、遠近ヲ靡カセ、大軍スデニ祁山ニ出デ、
渭水ノ西ニ陣取リケレバ、諸方ノ早馬|洛陽ヘ急ヲ告ゲルコト、霏々雪ノ飛ブガ如シ。 ....