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「湖風〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

湖風の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
踊る地平線」より 著者:谷譲次
と西洋の奇妙なカクテルがぷんぷん香っている。 スリュジャンカ――小駅。バイカル湖風景車窓に展開し出す。 バイカル――四十六の隧道。水色美とハヒルスという魚を....
西航日録」より 著者:井上円了
とに水清く山緑にして、わが国の山水に接するがごとし。ゆえに、 探勝春余泝澗流、瑞湖風色入吟眸、水清樹緑山如活、始見泰西日本州。 (風景のすぐれた地に春のなごりを....
水郷異聞」より 著者:田中貢太郎
へ出っぱって見えた。その路縁にも、そこここに白楊が立ち、水の中へかけて蘆の嫩葉が湖風に幽かな音を立てていた。白楊の影になった月の光の射さない処に一つ二つ小さな光....