湿原[語句情報] »
湿原
「湿原〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
湿原の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「我が人生観」より 著者:坂口安吾
レではないのである。 只見川上流の山岳地帯をダムにすることとなって尾瀬沼一帯の
湿原帯が水底に沈むこととなり、日本に、又、世界に、ここだけしかないという植物の繁....
「一週一夜物語」より 著者:小栗虫太郎
り、町にはすでに火薬の匂いもありません。朝の風が、黍畑をひたす出水のうえを渡り、
湿原で鳴く、印度|犀の声を手近のように送ってきます。ヘミングウェー嬢は、この朝|....
「カキツバタ一家言」より 著者:牧野富太郎
の学名を有する。シベリア、北支那方面からわが日本に分布せる宿根草で、水辺あるいは
湿原に野生し、わが邦では無論かく自生もあれど、通常は多くこれを池畔に栽えてある。....