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「準じる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

準じるの前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
思想と風俗」より 著者:戸坂潤
されたものだ。職業ユニフォームで上から制定されたものは、第一に軍人であり、又之に準じる(職業ではないが)青年団・ボーイスカウト等であり、第二に警官・司法官・其の....
科学論」より 著者:戸坂潤
というのであった。コントに於ては自然科学はそのままで学問全般の標準であり、それに準じる限り哲学も科学も区別はないのであり、従ってつまり哲学なるものの存在理由は終....
思想としての文学」より 著者:戸坂潤
ティシズムともいうべき)を伴うものであるらしい。 映画のこの現実感はスポーツに準じるさっきの単なるリアリティーとは異って、本当のリアリティー、現実世界のリアリ....
世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
彼等の大抵は之を感じる程に鋭くなく良心的でもないが)、官吏だろう。それから又之に準じる公吏であろう。一例として、労働争議にかり出される役割についた下級警官のこと....
社会時評」より 著者:戸坂潤
の大学を造ったのかさえも、私には判らない。併し凡そ官立大学(帝大を含めて)や之に準じる公私立大学一般の、学術の優等振りと品行の方正振りとを、即ち大学の科学振りを....
範疇としての空間に就いて」より 著者:戸坂潤
出そうとする(以上特に断わらない限り範疇とは存在論的範疇のことである。制約も之に準じる)。 存在の範疇は何であるか。即ち存在の制約とは何か。それは存在そのもの....
日本文化の特殊性」より 著者:戸坂潤
文化技術と文化イデーとのことであり、所謂学者とは正にかかる教学や文化の文字官僚に準じるものを云う。日本で今日、文芸作家を指して、意外にも文学者と呼ぶのはここに関....
思想動員論」より 著者:戸坂潤
想善導」、「国民精神作興」、「国体明徴運動」は、思想統制(文化・言論・統制も之に準じる)の三つの推進段階であった。そして之は、不適切にも統制と呼ばれて来ている。....
戦争ジャーナリスト論」より 著者:戸坂潤
来無理のある狭義の「戦争ジャーナリズム」が、多くは職業的な軍人又は軍人上りや之に準じる執筆家によって動かされているということは、だから当り前なことだ。彼等は云わ....