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滑り木
「滑り木〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
滑り木の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「マクシム・ゴーリキイの伝記」より 著者:宮本百合子
、ゆるやかに鐘が鳴っている。暗くて姿の見えない人々が雪を軋ませながら走った。橇の
滑り木が鳴る。鐘は気味悪く鳴りつづけている。この夜の地方の町らしい描写を、ゴーリ....
「グーセフ」より 著者:神西清
上げる雪の塊りを、胸といわず帽子といわず、襟から頸の根っこまで浴びるがいい。橇の
滑り木がぎいぎい鳴って挽革や心棒がちぎれて飛ぼうと構うものか。橇が引繰り返って投....
「えぞおばけ列伝」より 著者:作者不詳
ゆるコロボックルにあたる.) トンチトンチたちは舟から上って,舟を引き上げると
滑り木を手分けして探した.そのうちに,ひとりがエゾウバユリやエゾエンゴサクの料理....