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漂動
「漂動〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
漂動の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
云ったが、或はそうかも知れない。一首の意は、大海のうえには島一つ見えない、そして
漂動している波には、白雲が立っている、というので、「たゆたふ」は、進行せずに一処....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
言いました。 それは、申すまでもなく、中流に流れもやらず留まりも敢《あ》えずに
漂動して、あなめあなめと泣いている髑髏《されこうべ》を見たからです。 「何ですか....