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漏水
「漏水〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
漏水の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「名人地獄」より 著者:国枝史郎
つけ合わせ、その間へ鋸を入れ、引き合わせをしたその後で、充分に釘を打ち込みやす。
漏水のおそれはございませんな」 「上棚中棚の固着法は?」 「用いる釘は通り釘、接....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
ノ橋をわたると、すぐその橋のたもと。 船頭宿の常式《じょうしき》どおり、帆綱や
漏水桶《あかおけ》や油灯などが乱雑につみあげられた広い土間からすぐ二十畳ばかりの....
「「太平洋漏水孔」漂流記」より 著者:小栗虫太郎
いかにも奴等らしい観察が“|〔Dabukku_〕”の語原だよ」 「ふうむ、太平洋
漏水孔か……」 「そうだ、案外渦の成因はそんなところかもしらんよ。ところで、なぜ....
「胎内」より 著者:三好十郎
それが、ここからは見えない入口に通じているが、入口に近づくにしたがって天井からの
漏水と落盤がひどく、壁はぬれそぼち、四壁はくずれ埋もって、やっと人が通れるくらい....