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演述
「演述〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
演述の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
序 大奸は忠に似て大智は愚なるが如しと宜なり。此書は三遊亭圓朝子が
演述に係る人情話を筆記せるものとは雖も、其の原を美作国久米郡南条村に有名なる皿山....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
いった反駁《はんばく》が、有力な確信を以て一方から叫び出されると、さきに土佐論を
演述した壮士が躍起となって、 「だから、徳川はいったん大政を奉還し、慶喜は将軍職....
「真相かくの如し」より 著者:坂口安吾
彼は六法全書をとりだして著作権法第二〇条ノ二を示した。 「時事問題ニ付テノ公開
演述ハ著作者ノ氏名、
演述ノ時ト場所ヲ明示シテ之ヲ新聞紙又ハ雑誌ニ掲載スルコトヲ得....
「教育の目的」より 著者:福沢諭吉
のなれば、前後の連絡を断つがために、意をつくすに足らず、よってこれを和解《わげ》
演述して、もって諸先生の高評を乞う。 教育の目的は、人生を発達して極度に導く....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
り本年二月までに、前後二回全国を周遊し、御詔勅の聖旨にもとづき、修身道徳の大要を
演述し、その開会の場所は、琉球、台湾、樺太、朝鮮、小笠原までを合わせ、八十七国、....
「千里眼その他」より 著者:中谷宇吉郎
々とこの新製鉄法を述べ、これで今次の大戦を賄《まかな》うべき鉄には不自由しないと
演述した。議員は皆|喝采《かっさい》した。私たちは唖然《あぜん》とした。ところが....