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漠北
「漠北〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
漠北の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「運命」より 著者:幸田露伴
、我|安居す、心づかいすなと仰す。帝白龍庵を舎てたもう。此歳永楽帝は去年|丘福を
漠北に失えるを以て北京を発して胡地に入り、本雅失里(Benyashili)阿魯台....
「李陵」より 著者:中島敦
風《さくふう》は戎衣《じゅうい》を吹いて寒く、いかにも万里孤軍来たるの感が深い。
漠北《ばくほく》・浚稽山《しゅんけいざん》の麓《ふもと》に至って軍はようやく止営....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
子が見たてふ※羊談もかようの物に基づいただろう。また『輟耕録《てっこうろく》』に
漠北で羊の角を種えて能く兎の大きさの羊を生ず、食うに肥美《うま》しとある(『類函....