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潮道
「潮道〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
潮道の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「あなたも私も」より 著者:久生十蘭
た。 この庭端に影のようにうずくまっているのを知りながら、舳《へさき》に立って
潮道を見ている中年の私服も、パンツひとつの警官も、サト子を無視することにきめたふ....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
島、塩飽などの島々に、村上海賊将軍以来の、海の顔役がにらんでいて、“帆銭”とか“
潮道券”とかいう私税を徴発し、ただは通れない所だった。それを思えばいと易きこと哉....