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濾す
「濾す〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
濾すの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
のでした。雨が止みますと取下して、硝子の瓶に相当の漏斗をさし、濾紙を敷いて静かに
濾すと、それはそれは綺麗な水が出ます。真水でいけない時に、蒸溜水の代りにそれを使....
「手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
「麻布」と呼ぶごく薄手の紙を漉きます。上ノ山温泉には遠くありません。この紙は漆を
濾すのになくてはならない紙なのであります。 蓑といえば最上郡がまた素晴らしい産....