火口丘[語句情報] » 火口丘

「火口丘〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

火口丘の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
化け物の進化」より 著者:寺田寅彦
、あの火口原の一隅に数日間のテント生活をした事がある。風のない穏やかなある日あの火口丘の頂に立って大きな声を立てると前面の火口壁から非常に明瞭な反響が聞こえた。....
浅間山麓より」より 著者:寺田寅彦
行税」を一円とって還り路の切符を渡す。二十余年の昔、ヴェスヴィアスに登った時にも火口丘の上り口で「税」をとられた。その時はこの税の意味を考えたが遂に分からなかっ....
層雲峡より大雪山へ」より 著者:大町桂月
う。余の褌は新しくして白く、嘉助氏の褌は古くして黒き也。 砂の急斜面を登りて、火口丘に達し、幾度も上下して火口丘をつたい、兜岳とて、巌のみの重なり合える峰に突....