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火格子
「火格子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
火格子の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「海豹島」より 著者:久生十蘭
を利用するため、水管が焔室の中に下垂し、粉炭を使用するので、焚口は小さく、二重に
火格子を持つ特殊な構造になっているので、死体を寸断したとしても、火室で人間を焼却....
「肌色の月」より 著者:久生十蘭
へ飛ぶように走って行った。 どこかで小鳥の翔《かけり》の音がする。 壁煖炉の
火格子の上に、冷えきった昨日の灰がうず高くなっている。湖畔の林の中にあるロッジの....