火足[語句情報] »
火足
「火足〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
火足の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「沙漠の古都」より 著者:国枝史郎
群を作って空の大海を帆走って行く。斑馬の大部隊は鬣を揮って沼の方角へ駈けて行く。
火足は次第に近付いて来る。煙りは小屋を引き包んだ。 私は拳銃をひっ掴み、土人乙....
「地異印象記」より 著者:和辻哲郎
屋をよこして貰いたいなどと言っていた。が、その内に電車通りの向こうから火が出た。
火足が早いので、何一つ取り出すひまもなく、逃げるための舟を探さねばならなかった。....