災変[語句情報] »
災変
「災変〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
災変の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「死体の匂い」より 著者:田中貢太郎
賀の隣接都市をはじめ、武相豆房総、数箇国の町村に跨がって、十万不冥の死者を出した
災変を面のあたり見せられて、何人か茫然自失しないものがあるだろうか。 世俗の怖....
「日本天変地異記」より 著者:田中貢太郎
よって見ても鎌倉は昔から地震の呪いのある土地であるらしい。 三 天正の
災変、慶長の地震 鎌倉幕政時代の末期、即ち後醍醐天皇の即位の前後から吉野時代、....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
んすべ》を知らず大敗した、王、鼠の恩を感じこれを祭り多く福利を獲、もし祭らないと
災変に遭《あ》うと出《い》づ。日本にも『東鑑』に、俣野景久、橘遠茂の軍勢を相具し....