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「炭柱〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

炭柱の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
斜坑」より 著者:夢野久作
儀式のように考えられているのであった。 今運び出されているのは旧坑口に近い保存炭柱の仕事場に掛っていた勇夫という、若い坑夫の死骸であった。むろん福太郎の配下で....
坑鬼」より 著者:大阪圭吉
物音が何であるか、すぐに判る筈であった。 それは、すっかり採炭し終った廃坑の、炭柱を崩し取って退却する時なぞに、どうかすると聞くことの出来る恐ろしい物音であっ....