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点じる
「点じる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「貞操問答」より 著者:菊池寛
よろしいのですが……」と、手をのばして、シガーボックスから、キリアジを取り、火を
点じると、やがてゆるやかに紫煙を漂わせた。 新子は、いかにも物なれた優美さに、....
「三国志」より 著者:吉川英治
関羽らは、真っ暗な野を這って、敵陣へ近づいた。 そして、用意の物に、一斉に火を
点じると、 「わあっ」 と、鬨の声をあげて、炎の波のように、攻めこんだ。 か....