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烏鵲
「烏鵲〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
烏鵲の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「蒲生氏郷」より 著者:幸田露伴
率いて呉の国を呑滅《どんめつ》しようとしつつ、「月明らかに星|稀《まれ》にして、
烏鵲《うじゃく》南《みんなみ》に飛ぶ」と槊《さく》を馬上に横たえて詩を賦したのも....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
テ客ニ問テ曰《いは》ク、何スレゾ其レ然《しか》ルヤ、客ノ曰ク、月明ラカニ星稀ニ、
烏鵲《うじやく》南ニ飛ブハ此レ曹孟徳ガ詩ニアラズヤ、西ノカタ夏口ヲ望ミ、東ノカタ....
「三国志」より 著者:吉川英治
じ出した。諸将もそれに和して歌った。 その詩のうちに、 月は明らかに星|稀なり
烏鵲南へ飛ぶ 樹を遶ること三|匝 枝の依るべきなし という詞があった。 歌い....