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「焙じる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

焙じるの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
婦系図」より 著者:泉鏡花
から……」 八 それから名物だ、と云って扇屋の饅頭を出して、茶を焙じる手つきはなよやかだったが、鉄瓶のはまだ沸らぬ、と銅壺から湯を掬む柄杓の柄が....
春泥」より 著者:久保田万太郎
で来た。――とも/″\、かれも、茶箪笥をあけて箸箱を出したり、鉄瓶を下ろして茶を焙じる仕度をしたりした。 「あ、そいつ。――入らねえんだ、其奴……」 いつもの....