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無偏
「無偏〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
無偏の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「近時政論考」より 著者:陸羯南
の政治となり、ついに言うべからざるの弊害を生ぜん、帝室内閣は党派に偏せずいわゆる
無偏無党、王道蕩々の美政を維持するに足らん云々」と。しかして彼また以為らく、「世....
「学問の独立」より 著者:福沢諭吉
政治社外に教育せんとするには、その首領なる者が、真実に行政の外にありて、中心より
無偏・無党なるに非ざれば、かなわざることと知るべし。真実に念仏を禁じて仏法の念な....
「学者安心論」より 著者:福沢諭吉
を写し出すものか、何物の真形を反射するものか、これを反射して真を誤らざるものか、
無偏無党の平心をもってこれを察するは至難の事というべし。また、事を施行するにあた....
「明治の文学の開拓者」より 著者:内田魯庵
は坪内君よりは二葉亭であるといっても坪内君は決して異論なかろうと信ずる。私は公平
無偏見なる坪内君であるが故に少しも憚からずに直言する。 けれども『書生気質』や....