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無点
「無点〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
無点の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
を習った。読み書きともに質《たち》のよい方で、現に今度の吟味にも四書五経いずれも
無点本でお試しにあずかりたいという願書を差し出した程であると、角右衛門は自慢そう....
「薄紅梅」より 著者:泉鏡花
取まで知っているんだ。 黙りでは相済まないと思って、「先生、私も、京子とともに
無点本の水滸伝。」上杉先生が、「その隙に、すいとんか、おでんを売れ。」「ははっ。....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
上に見ゆるところのものがそれです。 この壁間に掲げられた料理の書というものは、
無点の漢文ですから、誰にも楽に読みこなせるという代物《しろもの》ではない。また読....