無線電話[語句情報] »
無線電話
「無線電話〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
無線電話の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「壊れたバリコン」より 著者:海野十三
などという事も間々ありました。 年月はうつりかわっていつの間にやら我国にも放送
無線電話が始まりました。エーテルの世界には毎晩のようにJOAKの音楽やらラジオド....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
ず、睡眠病息者のように眠りつづけていた。しかし艦内の一角では、極超短波による秘密
無線電話機が、鋭敏な触角を二十四時間、休みなしに働かせて、本国からの指令を、ひた....
「海底大陸」より 著者:海野十三
臨時ニュースの内容によってだんだん明らかになっていった。 「クイーン・メリー号に
無線電話をもってよびかけたが、さらに応答がない。最後に同汽船から通信を受けとった....
「地球盗難」より 著者:海野十三
ですよ。貴方はご存じないでしょうが、東京は大騒ぎですよ。なにしろ佐々砲弾発で突然
無線電話がかかってきたのですからネ」 「えッ、佐々砲弾が……。佐々君は、まだ生き....
「三十年後の世界」より 著者:海野十三
たがいに思うことを、相手に通ずることができないと困る。そこで空気服の附属品として
無線電話機がとりつけてある。くわしくいうと極超短波《きょくちょうたんぱ》を使う無....
「怪星ガン」より 著者:海野十三
名よりも、ずっとふかく大きかった。 テッド博士たちとゲーナー少佐とは、あれから
無線電話でたえずことばをかわしていたのだったが、テッド博士はついに第六号艇の火災....
「共軛回転弾」より 著者:海野十三
然なし” “怪犯人の容疑者たるルス嬢とベラント氏は昨夜|私刑さる” 鉛華女が、
無線電話のかかって来たのを金博士に伝えたので、博士は新聞を机上へ放りだして、送話....
「宇宙の迷子」より 著者:海野十三
した。 「もしもしカモシカ号。もしもしカモシカ号……」 あ、下界からの超短波の
無線電話のよびだしだ。 「ああ、こちらはカモシカ号です。山ノ井万造です。あなたは....
「怪塔王」より 著者:海野十三
「塩田大尉にねがいます。こちらは白骨島において小浜兵曹長です」 そういって、
無線電話をもって、しきりによびかけました。 艦隊は、そのとき空と海面との両方か....
「太平洋魔城」より 著者:海野十三
刀川も、すぐ座席の下に手をのばして、受話器をとり、人工鼓膜にあてた。 さかんに
無線電話がきこえてくる。早口でしゃべっているのは、前にいく恐竜第六十戦隊の司令パ....
「大空魔艦」より 著者:海野十三
。あっはっはっ、探険隊の奴らも小伜も、まさかあの小伜の身体を包んだゴム袋の中に、
無線電話機が隠してあるとは気がつかなかろう。見ていたまえ。いまに俺たちの知りたい....
「太平洋雷撃戦隊」より 著者:海野十三
伝令兵は忙しく、清川大尉の方へ報告をいたしました。 「うむ。――」 大尉が
無線電話機をとりあげて見ますと、待ちかまえたように、司令官の声がしました。 そ....
「一九五〇年の殺人」より 著者:海野十三
争相手のヤーロの奴じゃないか。オヤ真青になって、四十番街を歩いているぞ。よオし、
無線電話で交番を呼び出せ……ナニ出たって。早く逮捕を依頼しろ。なんだってもう捕え....
「科学時潮」より 著者:海野十三
粒ノ附着セサル弁当箱ハ特許スヘキモノトス」は愉快な文句ではないか。 英米間
無線電話 英国と米国との間に行われている公衆用
無線電話の其後の成績を聞くのに、....
「人造物語」より 著者:海野十三
たり、警官隊や、その機関銃を撃退するところは、何とも恐ろしい光景である。これは「
無線電話と無線鏡」をつかってこしらえあげた人間だそうであるが、今日の言葉で申せば....