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「無謬〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

無謬の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
流人士らを逆上さした空漠《くうばく》熱烈な観念論に、心からしみ込んでいた。理性の無謬《むびゅう》さを、無際限の進歩――われいずこまでか登り得ざることあらん――を....
ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
った。馬鹿げた信条《クレド》であった。あらゆる信条――国王の神聖なる権利、法王の無謬《むびゅう》性、無産階級の支配、一般投票、人間の平等――あらゆる信条は、もし....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
であった。 自ら次のことを認めざるを得ないとは何たることであろう! すなわち、無謬《むびゅう》なるもの必ずしも無謬ではない。信条のうちにも誤謬があり得る。法典....
青春の息の痕」より 著者:倉田百三
からキリスト教としての特殊の宗教は亡びます。キリスト教としての徹底した態度は聖書無謬説のほかはないと私は思います。そしてじっさい真のキリスト信者は、かかる態度の....