無足[語句情報] » 無足

「無足〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

無足の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
一言もしおらぬ。 上に述べた通り、古エジプトや西アジアや古欧州の竜は、あるいは無足の大蛇、あるいは四足二翼のものだったが、中世より二足二翼のもの多く、また希《....
十二支考」より 著者:南方熊楠
ノコ、サルと十二まで列《つら》ねた。インドで『十誦律』巻一に、動物を二足四足多足無足と分類して諸鳥|猩々《しょうじょう》および人を二足類とし、巻十九に孔雀、鸚鵡....
お久美さんと其の周囲」より 著者:宮本百合子
間お前町の辻さんの所へ手伝に行ってお出で。 あすこでもこの間赤ちゃんが生れて手無足で居るんだから丁度好いやね。 と是も非もなく云い渡した。 お久美さんは総....
顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
手に入ったのは、実にどうも天佑とも天助ともいいようのない次第で、吟味方はもちろん無足《むそく》同心のはてまで雀踊《こおど》りをして喜んだ。これによって永らく腐り....
顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
、 「むこうが中間、小者なら、こちらは、同心、加役《かやく》。……定廻り、隠密、無足《むそく》、諜者《ちょうじゃ》。……下ッ引まであわせると五百二十人。藤波は、....