無間の鐘[語句情報] » 無間の鐘

「無間の鐘〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

無間の鐘の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
るめえし、そんなにおめえの力で――」 一二 今自来也の長二郎から、 ――無間の鐘をついたわけでもあるまいし、いつも、あんまりふところが豊かすぎる――何か....
貧乏」より 著者:幸田露伴
裸になって、寝衣に着かえてしまって、 やぼならこうした うきめはせまじ、 と無間の鐘のめりやすを、どこで聞きかじってか中音に唸り出す。 (明治三十年十月)....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
無間地獄に堕ちるという事を聞いたので、粟ヶ岳を見ただけでも怖しく思った。夜泣石と無間の鐘との由来は刷物になっていた。また『刃の雉』というのも刷物になっていた。こ....
平賀源内捕物帳」より 著者:久生十蘭
それは、もう、今から十年ほども前の話。あちきが若女形の巻頭にのぼり、『お染』や『無間の鐘《かね》』を勤めておりました頃の手紙……」 源内先生は驚いて、 「路考....