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「煬帝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

煬帝の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
、娼妓に烈女伝を説かしめ、屠者に殺生禁断を主張せしむるに異ならず。 むかし隋の煬帝《ようだい》、父を弑し継母を強姦し、しかして仏教を尊信することはなはだし。車....
寒山拾得」より 著者:森鴎外
を食って、日が西に傾きかかったころ、国清寺の三門に着いた。智者大師の滅後に、隋の煬帝が立てたという寺である。 寺でも主簿のご参詣だというので、おろそかにはしな....
李陵」より 著者:中島敦
武帝はけっして庸王《ようおう》ではなかったが、同じく庸王ではなかった隋《ずい》の煬帝《ようだい》や始皇帝《しこうてい》などと共通した長所と短所とを有《も》ってい....
十二支考」より 著者:南方熊楠
入れ、因って※駒を生み、能く日に千里を行く、世に伝う青海※はこれなり〉、『隋書』煬帝《ようだい》紀、〈大業五年、馬牧を青海渚中に置き、以て竜種を求め、効なくして....
日本上古の硬外交」より 著者:国枝史郎
から遣隋使として小野妹子をつかわし、聖徳太子様御自らお認めあそばされた国書を隋の煬帝に遣わされたが、その堂々たる大文章はわが国威を宣揚したものとして殆ど古今に比....
日和下駄」より 著者:永井荷風
暮《はくぼ》の毀垣《きえん》 春雨《しゅんう》の裏《うち》。〕」あるいはまた、「煬帝春游古城在。壊宮芳草満人家。〔煬帝《ようだい》の春游《しゅんゆう》せる古城《....
国号の由来」より 著者:喜田貞吉
に過ぎないもので、未だこれを以て我が国号となすべき程のものではなかった。 隋の煬帝我が国書を見て悦ばず、鴻臚卿に命じて曰く、「蛮夷の書礼なきものあらば、復以て....