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熟地
「熟地〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
熟地の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
個の人間が相携えて行くもののようです。 椰子の林をわけて行くといっても、それは
熟地に見るような簡単なものではないのです。蛮地ではないけれども、多年の無人島です....
「大利根の大物釣」より 著者:石井研堂
其の闊大荘重の景象、自ら衆川の碌々に異れり。 乗り移るや否、船頭直に櫓を執り、
熟地に向う、漁史膝を抱きて、四辺を眺めながら、昨日一昨日の漁況は如何なりしと問え....