熨斗袋[語句情報] »
熨斗袋
「熨斗袋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
熨斗袋の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「彼は昔の彼ならず」より 著者:太宰治
でないことをすぐに知った。マダムはお辞儀をしてから、青扇にかくすようにして大型の
熨斗袋《のしぶくろ》をそっと玄関の式台にのせ、おしるしに、とひくいがきっぱりした....
「永日小品」より 著者:夏目漱石
那は楊枝を使い出した。御作さんは用箪笥《ようだんす》の抽出《ひきだし》から小さい
熨斗袋《のしぶくろ》を出して、中へ銀貨を入れて、持って出た。旦那は口が利《き》け....
「帰去来」より 著者:太宰治
を受け取らせた。母は、その紙幣を母の大きい財布にいれて、そうしてその財布の中から
熨斗袋を取り出し、私に寄こした。あとでその
熨斗袋の内容を調べてみたら、それには私....