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「燕京〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

燕京の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
北京・青島・村落」より 著者:豊島与志雄
后の栄華を誇る郊外万寿山の建造も、この勢威のなかでなされているし、欧米資本による燕京大学や輔仁大学の建物も、この勢威を無視することは出来なかった。 ところで、....
北支点描」より 著者:豊島与志雄
ジが、頭に深く刻まれてる支那インテリ青年は多かろう。北京の青年も、北京大学よりも燕京大学や輔仁大学に心惹かれる者が多い。建築の完備そのものは一種の魅力を持つし、....
マレー俳優の死」より 著者:岡本綺堂
住民の酋長によって支配せられ、シナの明朝に封ぜられて王となって、爾来引きつづいて燕京に入貢していたが、のちにシャムに併合せられた。それをまた、原住民の柔仏族の酋....
数学史の研究に就きて」より 著者:三上義夫
であろう。米国の女流数学者コナンツ女史は、支那数学研究の目的で、北平(旧北京)の燕京大学教授となり、現に同校の陳教授という人とともに『四元玉鑑』の英訳をしている....
小坂部姫」より 著者:岡本綺堂
た。」 「わたくしはまことに大明の人、福建というところで生まれました。わたくしは燕京の使いと一緒に日本へまいりました。」 彼の物語を綜合して考えると、彼は倭寇....