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「爆沈〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

爆沈の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
軍用鮫」より 著者:海野十三
経二十三度附近にあり、水にちなみ、魚に縁あり、而して登るや屏風岩、いでては軍船を爆沈す)と出ましたが、ああなんたる神易でありましょうか」 「……」 博士は闃《....
国際殺人団の崩壊」より 著者:海野十三
ブスでみな死ぬし、第三番目には先月、鉄道省の技術官連が大島旅行をしたときに、汽船爆沈で大半溺死しましたし、これで四度目です。私はいよいよこれは唯事ではないと思う....
空襲葬送曲」より 著者:海野十三
った。万一のことを思うと、鳥渡、慄然としないわけに行かなかった。 (旗艦陸奥が、爆沈されたらば、わが艦隊の士気は、どんなに喪われることだろう!)楽天家の大尉も、....
海底大陸」より 著者:海野十三
合でもあり、このまま、番をしていることができないから、わが艦隊の手で『鉄水母』を爆沈したいというのです。これについて、なにか意見がありますか」 ラスキン大尉は....
恐竜島」より 著者:海野十三
それよりも以前に来たのである。モンパパ号は、深夜《しんや》の海に一大音響をあげて爆沈《ばくちん》しさったのである。 そのときのことを、すこしぬきだして、次に記....
爆薬の花籠」より 著者:海野十三
い新火薬で、しかもこの火薬は、ほんの少量で、ものすごいきき目がある。かの雷洋丸が爆沈したのも、実をいえば、わずか丸薬ほどの大きさのBB火薬が、第一船艙のある貨物....
太平洋雷撃戦隊」より 著者:海野十三
から発せられて間もなく、×の商船隊の先頭にある巡洋艦は、本隊の真上に達しました。爆沈させるのは何でもないけれども、唯今の任務は、巡洋艦よりも商船にあるのです。忍....
浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
あった。それは飛行島の偵察だ。いやそればかりではない。彼は一命を賭して、飛行島の爆沈を計画しているのであった。この恐るべき大飛行島を、このまま祖国の近海に近づけ....
昭和遊撃隊」より 著者:平田晋策
っていた。そして砲弾がなくなった時、「もはやこれまで!」と自ら火薬庫に火をつけて爆沈した。 揚子江上にサッと火の柱が立ちのぼったと思うと、『旗風』は泥水のなか....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
れだけでも屈伏するだろうと考えていたが、今日までの結果を見ると飛行機による艦船の爆沈は潜水艦の威力に及ばぬ状態である。英仏海峡は依然英国海軍の支配下にあるらしい....