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「片片〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

片片の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
浮浪漫語」より 著者:辻潤
食う、まったくの行き当りバッタリでなければ浮浪の法悦は味わえない。いわば、「身軽片片溪雲影。心朗瑩瑩山月光。馬麥因縁支命足」というような境地にならなければ駄目ら....
それから」より 著者:夏目漱石
《ま》き込むべき凄《すさま》じいものであった。代助はこの間三千代に逢ったなりで、片片《かたかた》の方は捨ててある。よしこれから三千代の顔を見るにしたところで、―....