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「片跛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

片跛の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
超人鬚野博士」より 著者:夢野久作
を開いて、新派悲劇みたいな姿態を作って案内したから吾輩も堂々と玄関のマットの上に片跛の護謨靴を脱いで、古山高帽を帽子掛にかけた。お合羽さんが自分の草履と、吾輩の....
一足お先に」より 著者:夢野久作
神したようにダラリと開いた唇、真赤に血走ったまま剥き出された両眼、放散した瞳孔、片跛に釣り上った眉。額の中央にうねうねと這い出した青すじ……悪魔の表情……外道の....