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牛尾
「牛尾〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
牛尾の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「旅愁」より 著者:横光利一
て、空明りの射して来るまで彼は呼吸を忍ばせた。間もなく、山科の平野は雲に蔽われた
牛尾山の裾から開けて来た。彼は水車の雫の飛び散る川添いの垣根に、赭茶けて崩れた泰....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
んぽ 七七・一九 一八・二六 三・〇六 一・五〇
牛尾魚《こち》 七八・八九 一九・六六 〇・三四 ....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
わず、灯外を照らす灯は灯下を照らすあたわず。果たしてしかり。かの西洋人はシナ人の
牛尾髪を垂るるを見て、大いにこれを笑う。しかして西洋の婦人は、やはり
牛尾髪を結び....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
を掻きつつ唱えごとをする東北の風習である。山形秋田から津軽へかけての日本海側は、
牛尾菜という草を必ず用いる。これと山の芋、またはホドの根か野老の根かを以て、耳の....