物間[語句情報] »
物間
「物間〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
物間の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙爆撃」より 著者:蘭郁二郎
が出来るのか、飛んでいる※はどうしてお互いに見つけ出すことが出来るのか、それは生
物間の通信というものに、「声」と「文字」以上のものがあることを思わせます、或いは....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
って初めて事実という資格を得るものだから(そうではない事実は無意味な事実だ)、事
物間の表面からは一寸見えない連関を暴き、隠された統一を掴み出すべき哲学が、事実の....
「辞典」より 著者:戸坂潤
にしたように、事物をその固定性に於て把握することに存する。従って形式論理は、諸事
物間のひたすらの区別と対立とを、無条件に絶対的に墨守する建前を持っているのであっ....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
まのその人を理解する、うけいれるということが一般性で云われているから。あらゆる人
物間の事件が、その肯定のために配置されているから。このことは、バックにとって芸術....
「デモクラシーの要素」より 著者:新渡戸稲造
らぬ。然《しか》るに何故にこんな不自由なる有様を自由と名づけるかといえば、彼ら動
物間には法律や輿論の如き制裁力が弱いからである。しかしこれは最も低い階級の自由で....