特有性[語句情報] » 特有性

「特有性〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

特有性の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
わざわざ指摘したのは、それからすぐ様、批評・鑑賞の特異な新しい今迄見なかった質的特有性とならねばならぬのである。 すでに批評は、鑑賞は、単なる受容の資格にまで....
現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
・は恰もそういう存在上の同一性を、自己という存在に於て自己同一性として自覚し得る特有性を有っていたのであるから、そこで初めて、認識という主観と客観との同一化が一....
世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
つ、それと覚しく解釈できるものが見出される。等々。 こうした日本の人間の心理の特有性、それの文化上に於ける表現、の考察は極めて興味もあり、示唆にも富んだものだ....