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狂句
「狂句〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
狂句の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「おしゃれ童子」より 著者:太宰治
せと借衣あわてけり。借衣すれば、人みな借衣に見ゆる哉《かな》。味わうと、あわれな
狂句です。....
「草枕」より 著者:夏目漱石
れから「正一位《しやういちゐ》、女に化《ば》けて朧月《おぼろづき》」と作ったが、
狂句めいて、自分ながらおかしくなった。 この調子なら大丈夫と乗気《のりき》にな....
「黴」より 著者:徳田秋声
仙紙などを拡げて、とぼけた漫画の筆を揮った。先生や皆の似顔なども描かれた。俳句や
狂句のようなものも、思い思いに書きつけられた。夜が更けるにつれて、興も深くなって....
「大阪を歩く」より 著者:直木三十五
あるが、何故あれをもっとうまく利用しないかと、いつも考えている。大倉喜八郎が拙い
狂句を作ったり、太閤秀吉が、とてつもない事をしたりするあの明るさが、どうして九里....
「平賀源内捕物帳」より 著者:久生十蘭
《ねぼけ》先生こと、太田蜀山人《おおたしょくさんじん》のところへ出入して、下手な
狂句なども作る。恍けたところがあって、多少の可愛気はある男。 伝兵衛が背伸びを....
「西航日録」より 著者:井上円了
あり。午後、サルディニア海峡にかかる。晩来、風ますます強く、波ますます高し。余、
狂句をつづる。 地中海寒気の為に癪起し夜昼かけて怒鳴りつゞける 十七日、天曇り....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
るのはみなこの分配の手加減一つであった。「居候三ばい目にはそつと出し」などという
狂句は、江戸近世のものであるが、働いてくれる者に対しては、是が女房の気前気性の現....