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狂騰
「狂騰〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
狂騰の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「二重心臓」より 著者:夢野久作
答の声が騒いでいるのであった。 定刻の六時に五分前になると場内から拍手の洪水が
狂騰した。その真正面の幕前の中央に、若い背の高い燕尾服の男が出て来て、恭しく観客....
「大岡越前」より 著者:吉川英治
らに悪政閥を活溌にしたのはいうまでもない。悪貨の増発は、物価をハネあげる。物価の
狂騰はまた貨幣の濫発をやむなくする。それにたいし、幕府は追っかけ追っかけ節約令や....