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独立独行
「独立独行〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
独立独行の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「予が半生の懺悔」より 著者:二葉亭四迷
まい》には、親の世話になるのも自由を拘束されるんだというので、全く其の手を離れて
独立独行で勉強しようというつもりになった。 が、こうなると、自分で働いて金を取....
「道楽と職業」より 著者:夏目漱石
う意味ではないが、まああると仮定して御覧なさい。そうしたらそういう時期こそ本当の
独立独行という言葉の適当に使える時期じゃないでしょうか。人から月給を貰う心配もな....
「トコヨゴヨミ」より 著者:田山花袋
路を通って行かなければならないような処を通る時には、勇吉の勇気も幾度か挫けた。「
独立独行――何でも自分で生きて行くに限る。小学校でつかって呉れなければ、自分で働....
「私の小売商道」より 著者:相馬愛蔵
の狭いものであることをあらかじめ御断りしなければならない。要するに良心に恥じず、
独立独行誰の干渉をも受けずして、ただ自らの手足を働かせ、額に汗してもって得た所の....
「決闘」より 著者:神西清
ルフランシュ〔〕の生物学実験所で勉強している。ところがフォン・コーレンときたら、
独立独行の頑固者だ。彼が黒海でやっているのは、ここでは誰もやっていないからなのだ....
「日記」より 著者:宮本百合子
うことである。つまり、自分の信念と云うものが結婚前ほど、はっきりせず、自信を以て
独立独行せず、Aの、常識(下級の)に伴って行動しすぎると云うのである。所謂損をし....
「徳育如何」より 著者:福沢諭吉
》の中にありて決して行わるべきことに非ず。 たとえば言語の如し。一地方にありて
独立独行、百事他人に殊なりと称する人にても、その言語には方言を用い、壁を隔ててこ....